イベントカレンダ
アナスタシア・エヴシナ コンサート |
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FAZIOLIのショールームにて、ロシアの新進ピアニスト、アナスタシア・エヴシナがベートーヴェンOp.111ソナタおよびラフマニノフのソナタ1番(Op.28)を演奏します。彼女の感性豊かなみずみずしい演奏とインフォーマルな雰囲気の中でのご歓談をお楽しみ下さい。ロシアン・ピアニズムに興味のある方に特にお勧めです。 日 時: 2月1日(土)、18:00より(開場17:30) アナスタシア・エヴシナのプロフィール アナスタシア・エヴシナはロシア連邦ペルミ市において1987に生まれ、4歳よりピアノを学び始める。ゲオルギー・フェドレンコ、アルカディ・セヴィドフ及びグリゴリー・ゴードンの各教授の指導の下で学び、2006年にペルミ音楽学院を2011年にグネシン記念ロシア国立音楽学院を優秀な成績で卒業する。現在は、モスクワチャイコフスキー音楽院(ソロピアノ)大学院コース最終学期にてダリア・ペトロワ教授の指導を受けており、グネシン記念ロシア国立音楽アカデミー(室内アンサンブル)大学院コースではゲオルギー・フェドレンコの指導を受けている。 エヴシナは数多くのロシア地方ピアノコンクールで優勝している。ヴァレリー・プラトノフ指揮の下、ペルミ国立オペラ・バレー劇場オーケストラとの共演も15歳の時に実現しており、そのコンサートではアルセニー・アレンスキー作「リャビニンの主題によるファンタジア」並びにセルゲイ・ラフマニノフ作ピアノ協奏曲第1番(初版)の第2及び第3楽章を演奏している。2006年にはロシア連邦大統領賞を受賞する。2010年には、アストゥリアス皇太子財団音楽学院のサマーコースでソロ演奏、アンサンブル及び伴奏等の技術を磨く。 毎年、エヴシナはロシア国内外でリサイタルを開催している。昨年に開催された主なソロ・リサイタルでは、モスクワ・スクリャービン記念博物館、モスクワ・プロコフィエフ記念博物館、モスクワ中央音楽学院「ナ・キスロフケ」ホール、東京オペラシティーリサイタルホール、横浜みなとみらい小ホールが含まれ、更に室内音楽のメンバーとしてグネシン記念ロシア国立音楽アカデミー及びマイモニデス国立クラシック音楽アカデミーで公演している。2014年にエヴシナはブルガリア国において国際音楽フェスティバル「ソフィア・ミュージック・ウィーク」並びに「プロヴディフ国際室内音楽フェスティバル」等のコンサートに参加する予定である。 エヴシナのレパートリーには、ベートーベン、ブラームス、メトネル、スクリャービン、シューマン、ショパン、シューベルト、リスト、グリーグ、ドビュッシー等の作品が含まれている。特にロシア人作曲家ニコライ・メトネルに深い関心を抱き、協奏曲第3番、バラード風ソナタOp.27番及び「忘れられた調べ」Op.38曲集の七曲を演奏しているほか、同作曲家に関する論文も発表している。室内音楽のレパートリーに関しては、ベートーベン、シューベルト、ラヴェル及びヒンデミット等幅広い作曲家の作品を演奏している。作品別では、シューベルトのトリオEs-Dur Op.100、チャイコフスキーのOp.50イ短調「偉大な芸術家の思い出のために」及びラヴェルのピアノ三重奏曲イ短調等が主だったものである。 |