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アルメニアって、どんな国?

people1 黒海とカスピ海の間にある、旧ソビエト連邦の南コーカサス三国のひとつといえば、年配の方はご存知でしょう。アルメニア、その名は古く、紀元前14~12世紀に誕生しました。聖書の伝説にもかかわる「ノアの方舟」が大洪水のあと漂い着いたアララト山は、富士山とそっくりのアルメニアを象徴する名山(今はトルコ領ですが)でした。トルコ、イラン、グルジア、アゼルバイジャンと国境を接している国、といえば、より判りやすいでしょう。
 聖地エルサレムに生まれたキリスト教。迫害と多難な布教の時期にあって、世界で初めて国教として受け容れたのはアルメニアでした。アルメニア正教(西暦301年)がそれです。正教が帝政ロシアによって受容されたのが9世紀末でしたから、3世紀初頭に受け容れたその宗教の歴史は記憶されて然るべきでしょう。
 日本ユーラシア協会所沢支部のご当地音楽会では、1996年と1998年、そして2009年と実に3回も所沢ミューズで、稀代の名女性ピアニスト、スヴェトラーナ・ナバサルジャンさんが、アンコールでハチャトリアン作曲「剣の舞」を大熱演しました。皆さんのご記憶新たなことと思い起こします。
 第二次世界大戦後69年、いまだ平和条約が結ばれていない日ロ両国間で、ソビエト政府要人としてただ一人来日し、長年ソ連副首相を務めたアナスタス・ミコヤン。ここまで言えば、“あぁ、そーだったか”となりませんか!?
 そうです。皆アルメニアの人々です。いま人口約300万、領土的には小国で静謐な時に包まれていますが、ひとたびタクトを振れば情熱の音楽大国となるアルメニアに思いを致し、心踊る初冬の一夜を過ごしましょう。                       (日本ユーラシア協会所沢支部 坪井俊二)

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